マウスでバトル!! 恐竜図鑑パソコン 断線マウスケーブル交換修理

恐竜図鑑パソコン

マウスでバトル!! 恐竜図鑑パソコン 断線マウスケーブル交換修理

パソコンのマウスケーブルが断線してマウスが効かないとのことで修理の依頼がありました。

詳しい原因は、お聞きしておりませんが断線んお被覆の噛み痕から、猫ちゃんやワンちゃんに噛まれたのかもしれませんね。

断線

この玩具は、マウスのカバーが着せ替え出来る、すみっコぐらしパソコンと同一のプラットフォームのようです。従いまして、ケーブルも9芯のケーブルと予想されます。

電源投入し起動はしますが、マウスによるカーソルの移動は全くできません。

では分解して内部を確認します。

分解には、液晶周辺の化粧シールを剥がして隠されているネジを外します。

このシールは剥がすとシワシワになってしまうので、ネジが外せる程度までギリギリで剥がします。

化粧シール

周辺のネジと蝶番のネジを外すとカパッとカバーが外れます。

内部

すみっコぐらしパソコンと全く同じプラットフォームでした。マウスも同一のプラットフォームでした。

マウス

やはりソフトウエアをキャラクターごとに入れ替えプラットフォームは同一にして開発するというビジネスですね。

恐らくプラットフォームの開発メーカーは、別にあって、玩具メーカー各社にOEMで供給し各キャラクター毎にソフトウェアを別々に開発しているものと思われます。

さて、断線の状況を確認します。

断線

ほぼほぼ全滅ですね。

9芯のケーブルでサクッと交換してしまいます。

ですが、9芯のケーブルは純正のケーブルに比べ細いためマウスと本体の付け根の固定方法を検討しないとイケません。

9芯ケーブル

すみっコぐらしパソコンの時は、50cmちょうどでしたが、このマウスでバトル!! 恐竜図鑑パソコンでは、少し長めの55cmでした。

両端を皮むきして固定する付け根をビニールテープと熱収縮チューブで太らせ筐体に固定します。

固定は、弾性のエポキシ接着剤を使用します。

固定

バッチリですね。

半田付け

AWG33なので半田付けも慎重に行います。

全容

本体側は、ちょうどΦ=4mmになるように調整してΦ=4mmの熱収縮チューブで仕上げました。

接着固定

太らせて固定しますが、強く引っ張られると衝撃で断線してしまうので、引っ張りにも耐え得るように弾性のエポキシ接着剤で固定します。

仕上がり

綺麗に仕上がりました。

動作確認

動作も問題ありませんね。修理完了です。


子どもたちも再び遊ぶことができてとてもうれしそうでした。

修理依頼の申し込み完了後のやり取りから最後まで本当にありがとうございました。

初めての依頼だったので少し不安がありましたが、丁寧なやり取りをスムーズにできることができたので安心できました。

メーカーさんにも修理を断られていたので、助かりました。

大切に使わせていただきます。

~依頼者様のご感想より~