インタラクティブ バズライトイヤー修理

みんな大好きバズライトイヤーです。

スペースレンジャー!

音が鳴らなくなっているとのことです。

当初、誤認していたのですが、この商品は起動しない場合うんともすんともなので、音が鳴らないとう症状は、単に音だけが鳴っていないのか、それとも全く動作していないのかわかりづらいです。

切り分けには、レーザーボタンを押してみてLEDが点灯していれば、単に音だけがなっていない状態となります。

もし、LEDすらも点灯しないのであれば、起動すらしていない状態と切り分けできます。

まずは、電池ボックスを目視確認します。

正極側。

液漏れなくきれいですね。

負極側。

こちらもきれいですね。

早速電池を入れて電源スイッチを入れますが、うんともすんともです。

腕のレーザーLEDも点灯しないので、電源すら給電できてないかもしれません。

では、本体内部を確認します。

電源スイッチや基板を確認できまで分解します。

まずスピーカーをチェックします。

無事、インピーダンスは16Ω指しチェッカーでも音がします。

電池ボックスの電極の電圧を測ります。

4.5Vの給電されています。

次に電源スイッチの接点に接点復活剤を吹いて念のためスライドを反復させ動かしてみます。

改善しません。

うんともすんとものままです。

う~ん、基板側にも何かあるんのかもです。

とここで、電池ボックスの電池を入れなおしてみると、突然、所さんのお声がします。

ん!?

動きはじめたぞ!

再度電池を入れなおすとまたうんともすんともです。

おっや~?

電池ボックスの電極で電圧はちゃんと上がっていたじゃん。

と再度電池ボックスの電極を目視確認します。

あ”~拡大鏡でやっとわかるレベルで錆があります。

ということは、電池の入れ方で接触したりズレたりしていたようです。

運よく接触した際に電圧を計測してしまったため誤認していたようです。

この錆は、アルコールや接点復活剤などでは接触が回復するレベルではありませんでした。

やすりでゴシゴシ削ります。

再度、乾電池を入れなおしを数回やってみて再発しないか確認します。

問題ありません。

安定して起動します。

別件ですが、この商品はインタラクティブ版で、下っ腹に赤外線LEDが仕込まれていますね。

同じインタラクティブ版のウッディやジェシーか宇宙人と会話できます。

さてさて、今回は電池ボックスの電極の錆が原因でしたが、拡大鏡でやっとわかるレベルでは、まぁ何とも苦労しますね。

しかも、老眼だったりするともうやんたくなってしまうかもしれません。

とりあえず、無事起動できるようになりましたので、めでたしめでたしです。


娘が長い間大切にしているおもちゃの音が出なくなってしまい悲しんでいたところ
以前お世話になったおもちゃ病院様を思い出し依頼しました。

とても迅速かつ隅々まで診ていただける診療に今回も心から感動しました。

丁寧にありがとうございます。

無事に帰ってきたおもちゃに娘もとても喜んでいます。

本当にありがとうございました。

~依頼者のご感想より~