小学館の図鑑NEO Pad DX タッチパネル割れ修理不可

小学館の図鑑NEO Pad DXのタッチパネル割れの修理依頼がありました。

小学館の図鑑NEO Pad DXの液晶は、5インチサイズです。

実は、以前USBの充電コネクタの破損の修理経験はあったのですが、液晶のサイズが何インチかは知りませんでした。

当医院で修理可能な割れたタッチパネルの交換は、4.3インチのみとなります。

サイズの目安としては、横サイズが、約10cmで縦が、5.5cmぐらいです。

これ以上大きいサイズですと、交換部品がありません。

実は、事前に確認のメールはしていたのですが、返答なきまま受け付けをしてしまったので、後の祭り状態になってしまいました。

液晶は、無事描画できているので、上層のタッチパネルが割れているだけになります。

割れた箇所に縦筋が出ています。

もちろんですが、タッチ操作に無反応です。

5インチ版のアンパンマン知育パッドは容量式のタッチパネルでしたが、小学館の図鑑NEO PadDXは、抵抗式でした。

さて、困りました。

手持ちは、4.3インチのタッチパネルしかりませんので修理可否を診断します。

まず、交換用のタッチパネルを入手できるにはできるのですが、そもそも液晶自体を無事外せるかがカギとなります。

調べてみると液晶のアルミ筐体が筐体に強固に両面テープで張り付いています。

マジカルスマートノートと似ています。

この貼り付けがとても厄介です。

温めながら剥がすしかないのですが、場合によっては液晶を破損してしまします。

なので、、、

まずは、液晶を筐体から剥がし無事剥がせ液晶ぼ描画に影響がないことを確認する必要があります。

もし、液晶を剥がす際に液晶を破損してしまった場合は、液晶も含めモジュール丸ごとを交換する必要があります。

これも厄介です。

以前、4.3インチの液晶を入手した際、視野角と発色の仕様が異なっており玩具には使えませんでした。

5インチの液晶でも同じような試行錯誤を繰り返すのは、とても大変でもちろんですが、繰り返し数種類の液晶を購入するための投資も必要です。

一方、実はフリマでも稼働する中古品があります。

可動する中古品であれば、張り付いた液晶を含め筐体丸ごと交換もできますが、それであれば、可動する中古品をそのまま使いますよね。

修理コストが高額になるジレンマです。

依頼者の方と相談をし今回の修理は断念されるということになりました。