小学館の図鑑 NEO Pad DX 破損USBコネクタ交換

大人気ですね。

タブレットに昆虫の図鑑が収められている学習用の知育教材です。

ただ、充電時のコネクタを差し込むUSBのコネクタが破損してしまいます。

こんな感じです。

ぐにゃっといっていますね。

破損したコネクタを交換し無事充電できるようにしました。

毎回、思うのですが、元々コネクタ内にあった電極のおさえがなくなっています。

たぶん、プラグを差し込む際に内部で完全に折れてしまい差し込んだプラグ側に挟まって抜けてしまったかと思います。

では、交換しましょう。

バッテリーは空になりかけておりますが、無事起動しタッチペンで操作もできます。

では、分解します。

ネジ隠しの蓋は綺麗に剥がしネジを外します。

外来の電波からの障害を防ぐためのこのシートですが、電解コンデンサーの足をショートさせる危険性があります。

というのも、シートの表裏は絶縁処理されていますが、縁はむき出しなのです。

3箇所ある電解コンデンサーの足部分にはカプトンテープで絶縁処理しておきます。

で、肝心のコネクタです。

USBのコネクタは、子基板化されており、主基板とは2本のフラットケーブルで接続されております。

特殊半田でサクッと外します。

特にこのスルーホールのランドが小さいのコテの熱を最小限にしないとイケません。

太い導線をコの字にして高熱を当てたままにすると、基板のランドが剥離します。

きれいに交換できました。

充電動作確認

息子(3歳)が小学館の図鑑NEOpadDXを大切に遊んでいたのですがある日、充電器の差し込み口が壊れてしまい修理を依頼させていただきました。

初めての利用だったのですが、迅速に対応いただき充電ができるようになった動画も送ってくださり大変有り難かったです。

差し込み口も以前よりもしっかりしたものに交換いただき、これからの不安もなくなりました。

息子も「おもちゃのお医者さんが直してくれた!」と喜んでおります。

また何かあればぜひ利用させていただきたいです。

本当にありがとうございました。

~依頼者のご感想より~