小型ラジコンヘリコプターの充電コネクタ取れに関する修理を行いました。同様の修理方法についてお困りな先生方へ情報共有させて頂きます。
画像中央部OFF文字の横に四角い抜き穴があります。
当初は、画像下部にあるUSB充電ケーブルのコネクタのメス側が表面実装のパーツにて存在していたのですが、抜き差しの反復で取れてしまい、メス側のコネクタパーツも紛失してしまったとのことでした。
本品を修理するにあたり下記の点を注意します。
- 最優先として安全に充電ができるようにする。
- 充電事故が起きないようにする。
- 本体のバランスを崩さないようにする。
リチウムイオン充電池の充電コネクタの故障ですので、換装でしたとしても正極、負極の逆さしやショートの危険性があります。紛失した該当のコネクタは、その型番も不明です。例え、型番が分かったとしてもパーツのみで購入できるか、できたとしてもかなり高額になるのでは意味がありません。
そこで、画像のテールルーターの下にケーブルで引き出されたピンヘッドをエポキシで固定しました。正極と負極を逆さしできないようオスメスを交互に入れ替えております。
元々、重心が前方にあったため、前のめり気味で操縦が出来なかったので、後方にコネクタを配置することでバランスがよくなりました。