アンパンマン おしゃべりいっぱいことばずかん Super DX タッチペン 修理
今回のご依頼は、電源投入後、起動メロディは正常に流れるが絵本へのタッチでは無反応とのことです。
因みに、このセガトイズ製のシリーズは、以前にも二度程修理をしており、全てにおいてバージョンが異なっておりました。
その他多くの修理案件を記事にしておりますので、修理実績一覧もしくは下部の検索窓から『アンパンマン ことばずかん』で検索してみてください。
- おしゃべりいっぱいことばずかん・・・赤色ペン(センサー半田剥がれ)
- おしゃべりいっぱいことばずかんDX・・・オレンジペン(液漏れ腐食)
- おしゃべりいっぱいことばずかんSuperDX・・・赤ペンでアンパンマンがウィンク(今回の案件で、おそらく最新版)
どこがどう違うのかまでは流石にわかりません。
さて、タッチ操作で無反応とのことなので、以前にも経験のあった半田剥がれではないかと推測し開封します。お子様が絵本に強くタッチしてしまうそうで、先端のカバーが割れて破損しております。
さて、開封ですが、このタッチペン最新版では特殊ネジが使用されております。
開封には、TA2.0サイズの▲型の特殊ネジドライバーが必要です。
さて開封をしてみると、センサーモジュールの半田剥がれではなくソケット抜けでした。
最新版では、ソケット化されてるんですね。ある意味よかった、、、。半田剥がれのはんだ付けは、とても心労するんですよね。
ただしかし、センサーモジュールの先端カバーも破損しておりますので、このままハメても恐らくすぐにまたソケットから外れます。やはり強くタッチしがちですよね。
そこで、ホットボンドで固定しておきました。これでしばらくは、安心でしょう。
自作の赤外線センサーに照射すると無事赤LEDが点灯します。絵本でのタッチ動作確認も無事復活し、これにて修理完了としました。
開封に使用した特殊ネジ用のドライバービットは、こちらで購入できます。
ペンを斜めにして指すと音が鳴らない時があるようで、音が鳴らないと強めに叩いてしまうので、注意しながら壊れないように大事に使っていきたいと思っております。
~ご依頼者様の感想より~
メールでのご連絡も詳細にいただいておりましたし、すぐに作業に取り掛かっていただき、迅速で正確なご対応に本当に感謝しております。