黄色、ピンク、白、緑のたまごっちの裏蓋電池ケースのネジ頭つぶれによる、開封の対処をしました。
追記、ここで紹介する手段は推奨してるわけではなく、経験の無い方は実施しないでください。
特に、デビルっちのたまごっちやオスッチ、メスっちは、ほぼ100%失敗します。
本記事が検索上位にヒットしている関係かご自身で挑戦し、どうしようなない酷い状態にしてから、当医院に依頼される方がとても、とても、とても、本当に多いです。
早々にあきらめ依頼くれれば通常の料金でネジ外しできるのですが、ご自身で挑戦された後の場合は、失敗やできても4~5倍の作業料まで跳ね上がります。
さて、ネジ頭の溝つぶれですが、まずはの対処は、シンプルに適切なサイズのドライバーで強く押しながら左へまわすです。簡単に言っていますが、これができないから潰れるんですよね。
ネジ頭に溝が少しでも残っていてネジの軸が強固に密着していなければ、その抵抗で大体はなめたネジでもあいてくれます。
白のたまごっち以外は、ネジ外しの技術で無事開封できました。
黄色、緑は、強く押しながらの開封で無事完了。ピンクは、かなり滑っており、強く押しながら開封を行い、ネジの頭が、出たところでニッパーで残りを回して外して完了。
さて、今回のご依頼は、できる限り傷をつけないというご要望でしたので、開封のアプローチを3段階に絞りました。※現在は、傷を付けないでという要望は受け付けておりません。
- 通常の開封で無理であれば、市販のネジ外しで開封を試みる。無理であれば、傷は止む無しとして了承を得た以下の2以降を挑戦。
- ネジ周辺を大きく溝を彫り、ニッパーでネジの頭をつまみ開封する。
- ドリルでなめたネジの頭を削り取り、蓋を外して残ったネジを取り除く。
白は、完全に溝がなくなっており、1.を挑戦。しかし、たまごっちのネジは、2mm以下のネジ径のため、市販のネジ外しでは、全くの不可能でした。ネジ頭周辺に溝を掘り2.を挑戦しました。しかし、もろくなったネジの頭も溝と一緒になんと”もげて”しまったので、止む無く3.のネジの頭をドリルで取り払って開封しました。
このもげたネジの残骸もラジオペンチなどでつまみまわし除去しますが、たいてい根本で折れたりします。
全てにおいて想像以上に満足のいく出来になっており、非常に驚いております。
子供たちもとても喜ぶ事と思います。
~ご依頼者様の感想より~