IILUMINATION BUBBLE イルミネーションバブル
今回の外来で勤務している地域おもちゃ病院での修理記事となります。
共有情報的には、それほど重要ではないのですが、ドクターの皆様でも同じようご経験があるかと思い記事として共有したいと思います。
おもちゃの機能としては、ボトルに入ったシャボン玉の原液をセットし引き金を引くとシャボン玉が銃口より送出されるという代物ですが、イルミネーションとあるように上部にLEDにてイルミネーションの電飾効果があります。
さて、この手の水物のおもちゃ、あるあるなのですが、電気的な箇所が全て腐食します。
アンパンマンのお風呂シャワーなども水気で錆が広がります。
ある意味、仕方ありません。
完全に乾かして保管もできませんので、マダシマダシ使い続けるか、今回のようにオフシーズン入り前にオーバホールするしかありません。
筐体の割れも所々に発生しておりエポキシ接着剤で固めておきます。
このおもちゃは、ボトル内の原液は、送風モーターの駆動でポンピングされ風の送風口に運ばれます。
最初みたときは、血液を送る装置のような印象を受けました。
このギアの軸も錆が広がっており錆取りとグリスを付けておきます。
引き金ですが、恐れく強く握ることを繰り返したので、途中で割れて完全に破損しておりました。こちらもエポキシ接着剤で固めておきます。
中身は、送風用のモーターがあり、羽で銃の前面に送風されます。同時にシャボン玉の原液をポンピング送風口の口に垂らしてシャボン玉を生成するというメメカニズムです。
しかも、垂らした現役の残りは、ボトルに戻るという機能まで付いておりました。