ベネッセ キッズカードリーダー スピーカー交換 修理
お子様が小さい時期に購入をされ長らく保管されていたそうです。実際に、お子様が英語の勉強のためにご使用になるため、電源を入れてみたら、LEDは点灯するが音声が聞こえないとのことでした。
この時点で十中八九、スピーカーの断線だろうと予想を付けておりました。
お送りいただき早速開封をし確認をします。
スピーカーは、筐体の表面にボンドで固定されております。とりあえずDCにてテスターで計測してみます。
話は逸れますが、スピーカーの断線チェックは、LCRメーターにてAC測定すべきです。
ですが、当院は、まだ設備投資できる資金がない(T_T)ため、DC計測になりますが、通常のテスターで測定しちゃってます。
スピーカーの導線を外して計測すると、やはり断線してるっぽいですね。
導線を付けたまま計測しても回路側のインピーダンスも合成して計測してしまいます。8Ωをさしていなければおかしい位は分かるかもしれないけど、、、。
このキッズカードリーダーのスピーカーは、容易に入手できません。手持ちの40mmのスピーカーでも鳴らせるちゃ鳴らせるのですが、できれば同じスピーカーがいいですよね。
スピーカーの手配まで半月程かかるので、じっと待ちます。待っている間に手持ちの8Ωのスピーカーに繋いでスピーカー以外の不具合がないか調べます。
クイズ機能、ゲーム機能、録音機能などなど、その他に不具合はありませんでしたので、スピーカーが届くまでじっと待ちます。
半月後、、、
無事スピーカーが届き交換を行います。
ちょとボンドを盛り過ぎました。
さて、このキッズカードリーダーですが、電池ボックスの導線の半田付けが心もとないです。
うーん、半田付けしてその上にボンドで覆っています。ついでなので、再半田付けし収縮チューブで絶縁します。
また、このキッズカードリーダーですが、この電池ボックスの配線が、カードを認識するフォトリフレクタ基板の端に干渉してしまい、本体裏のネジをきつく締めると正面向かって右のスロットのカードの挿入がきつくなりますので、若干ですが緩めに絞めます。
修理をお願いしたものは、6~7年前に受講終了していたベネッセの英語教材のカードリーダーでした。
ほとんど使用せずに埃を被ったまま保管、久しぶりに電源をいれたら音が出なくなっていました。
1度自分で開けて中を見ましたが、何もできず… 同じような例はないかとネット検索したら、こちらの修理実績にたどり着きました。
きめ細かい修理実績の説明を見て、ぜひお願いしたいとメールで依頼しました。
質問や修理の状況について、画像や動画でとても丁寧に報告、説明して下さって分かりやすかったです。
詳しく伝えていなかった症状までしっかり対応して頂き、お願いして良かったと思っています。
Paypayでの支払いに対応して貰えたのも凄く楽で良かったです。
これでまた英語学習に活用できます! 本当にありがとうございました。
~依頼者様のご感想より~