ソニートーキングカードプレーヤー CP-1100 液漏れ清掃と劣化ゴム部品交換
今回は、CP-1100の修理依頼となりますが、液漏れについて少し触れたいと思います。
修理のご依頼時は、カードの流れっが悪いとのことでしたが、乾電池の液漏れが酷い状況に遭遇しました。
当医院をご利用になる場合は、ご使用になられている乾電池の同封をお願いしております。今回は、動作確認の際に気づかなかったということですが、白い粉も吹いております。
アルカリ乾電池の液漏れは、たいへん危険が伴います。強アルカリ性の液体で皮膚に触れると化学火傷を起こしますし、誤って目に入ってしまうと失明の危険性もあります。
多くは白い粉の状態で発見する場合が多いですが、液体のままだと上記のような危険性を伴います。
今回は、乾電池の製造年月日も2004年3月と16年前の乾電池なので、劣化による液漏れと思われます。本記事をご覧の皆さんも、アルカリ乾電池の液体のままでの液漏れに遭遇したましたら、気を付けるようにしてください。
無事ゴム部品の交換も済み修理完了です。
とてもスムーズに動いています。 ありがとうございました。
~ご依頼者様のご感想より~