デジタルプレイメイト DAC IC故障 基板交換
トークアロングカードを通すとブーというノイズが鳴りカードが再生できないとのことで修理のご依頼を受けました。
デジタル版のプレイメイトの修理実績が多くないのですが、発振ノイズ系は電子回路起因の可能性が高いように推測しました。
では、早速診察開始しましょう。
ノイズの状況を確認します。
ブーと鳴っていますね。微かなりともカードの再生音すら混じってもいないです。
ボリュームの可変に反応もするので、ノイズの発信源は、ボリューム回路前段のようです。
次にシステム自体は正常に反応しているかどうかも確認するため、SDカードに関する動作を確認します。
SDカードも正常に2スロット側に挿入されており、SDカードを抜いてカードを通すと、無事にLEDが3回点滅します。SDカードを認識するシーケンスは正常のようですね。
DSPは正常に制御できているらしいが、音声に発振ノイズが混じるようです。
では、発振ノイズの発信源を探しましょう。
この手の解析にが、クリスタルイヤホンで出力側から回路を解析しながら経路を遡っていきます。