ソニーリピートカードプレーヤー CP-33 ゴム部品交換
長期保管していたCP-33を使用するため可動したところ、電源は入るが肝心のカードを送ることができないとのことで、修理のご依頼がありました。
ソニートーキングカード系の一連の機器は、80年から90年代に発売され、英語をはじめとする知育教育を目的に開発発売されたハードです。音声の録音された磁気テープを差し込むと自動でスライドし録音された音声を楽しむことができます。関連のプレスリリース記事を発見できました。マミートーク同様にカードが現存するならば、ハードを廃棄するのはもったいないので、是非修理をご依頼いただき復活させてあげて欲しいですね。
前置きは、このぐらいにして作業を開始しましょう。
機種に依存するのですが、部材を仕入れた時期によってゴムベルトは、伸びて固化して固まるケースとドロドロに溶けて切れるケースに分かれます。この溶けるケースが、本当にすごい厄介で、綺麗に取り払わないと新しいベルトを巻けないのです。洗浄用のアルコールも大量に使うし、このご時世アルコールを修理に使うのっていうのもありますし、、、。
さて、数時間をかけて綺麗にできたところで新しいベルトを巻き、ゴムローラーも交換、磁気ヘッドもお掃除をして動作確認をします。磁気ヘッドの汚れは、結構すごかったので、音質に影響があるかもと思っておりましたが、アルコール洗浄で大丈夫でした。
今回は早々に修理していただき感謝いたします。
初めてのネットを通じての修理依頼で、故障の状況、修理代金や対応方法等、不安も大きく申込み前に色々悩みましたが、口コミ情報、サイト内容も感じがよかったのでお願いした次第です。
結果、細かく連絡をいただき、ストレスを感じることのない対応に満足しております。
特に、そちらが見える親切な対応に安心感がありました。
今後とも、何かありましたらよろしくお願いいたします。
~ご依頼様のご感想より~