とある、中華製の2.4GHzの無線基板が、通販サイト売っている。
この中華製基板の実装をYouTubeで紹介している方が居られたのですが、コメントのやり取りをみると、日本国内の電波法で規制されている以上の出力が出ているそうでした。かなり電波が飛んでいるらしいです。
おもちゃ修理で使用されている方がホームページで公開している事例も見受けられます。
この基板は、もちろんですが、技適も未取得な製品です。※技適取得されていれば、故障でもしなければ大丈夫なはずです。
つまり、使用した場合、WiFiなどの通信障害が起きる可能性があります。
基板実装し修理したラジコンなどで遊んでいたら、お隣さんのWiFiに通信障害が起き問題になります。技適取得済みの基板もあるはずなのですが、それを使用せずわざわざこの基板を使用するのには理解に苦しみます。
この事実を知って実装される方は、心して欲しいと思います。
ざっくり計算してみましょう。
Amazonで売っている記事に送信電力が記載されています。
送信電力(最大):+7dB
こちらのサイトで、総務省の規制値35uV/mを変換しておられ、『デシベルに変換すると約30.88dBμV/mです。』とのことです。
ちょうど同じホームページに変換表もありますので、+7dBを変換してみると、電解強度は、149.7dBuV/mとなります。約5倍の規制値オーバーとなります。
法律を無視してまでも、おもちゃを修理したいのですか?となりますね。厳しい言い方になりますが、そのような法規無視な活動はおやめになった方がいいです。
目に付かないようにしていれば、このような啓蒙活動はせずとも良いはずなのですが、ご自身のホームページで公開してまでもアピールしたのですかね。