ピクサー トイストーリー バズライトイヤー電池ボックス腐食修理
長年おもちゃ病院をやっていますが、トイストリーのウッディーは2件、バズライトイヤーにおいては、初めてと思いの他、修理実績が少なめでした。
一度故障してから、置物と化していたそうです。このバズは、本体のみでも遊べて、赤外線のリモコンでも同じように遊べて、しかも前進、後退、回転なども遊べるようです。さて、不具合を診察してみましょう。
電池を入れて動作確認をーと、なにー!
このバズには、単三乾電池4本が必要なのですが、両脚のふくらはぎのところに2本づつ電池ボックスがあります。右脚側の電池ボックスの電極にものすごい錆びが出ています。目視レベルでも導通はしていなさそうなのですが、念のためこの状態で電池を入れてみましたが、うんともすんともです。
で、外付けにて電池をつないでみると、見事起動し、所さんの発声をお聞きできました。ボタンでの動作も説明書通りに動いてくれています。
取るのもたいへん
錆びのため、膨れ上がり板厚が増したせいで抜けません。やっと抜けたと思っても、今度は、錆びの除去もたいへん。
交換する電極は、手持ちの電極を流用しますが、電池ボックスのサイズより少し小さかったので、エポキシで接着しました。
組み立てて無事動作確認も完了です。
大きさも30cmほどで重量感ありありです。リモコンでの操作もたいへん面白いです。