てんしっちのたまごっち 電池挿入方向
今回の記事は、修理内容の共有ではなく、たまごっちのボタン電池の入れ方についてです。
たまごっちの修理依頼として、電池を入れたのあだが、3秒程で液晶が消えてしまい、新しい電池を入れても電池の容量不足の表示も出てしまうというご相談がありました。
当初は、電池ボックスの片方の電池にショートが発生して、片側の電圧しかかかっていないのかなとか、過去に液漏れがあり、腐食の抵抗分で電圧降下を起こしていたのかなと推測しておりました。原因は、直ぐ判明しました。
たまごっちの電池を入れた経験のある方は、直ぐ分かるかと思いますが、片方の電池の挿入方向が逆です。
一般的なおもちゃの多くは、単三乾電池などを入れる際、正極と負極が直列につながるように入れたりしますが、たまごっちの電池ボックスは、どちらも同じ方向でいれなくてなりません。
裏蓋にも絵はありますが、できればどちらも同じ方向で入れるように描いて欲しいところですね。また、裏蓋には電池用の導通電極がないので、正負逆に入れるのではなさそうということもわかります。
さて、今回の不具合の症状ですが、電池の容量不足になる理由は、片方のボタン電池を逆に入れていたため、片方の電池分の電圧が正極を導通しかかっておりませんでしたので、正常な3Vから1.5Vに低下しているためでした。
今回は、修理の記事ではありませんが、情報共有までとなります。