タイムリーな世代には、大人気です。
コンバトラーV(ブイ)の修理依頼です。
もう説明は無用かもしれません。
さて、今回のご依頼は、取り外しできる左手首を出し入れしていたら、手首がハマり固定する部品が外れてしまい、元通りにできなくなったとのことです。

手が取り外しでき他のアイテムに交換もできます。
その手首を収納する際に固定する部品が腕内部にありスライドします。
状況を解析します。

この外れた部品は、元々腕の内部に仕込まれていたはずですが外に出て外れてします。
なので、腕を分解して収納しようかと画策していたのですが!

合わせ目を覆い隠すようにカバーがハメられてします。
しかも!

固定用のネジが隠されてもいます。
おやおや
┐( ̄へ ̄)┌
これは、きれいに外すのは不可能ですね。
プラスチック部品なので抉るだけで曲がった箇所が白く濁ります。
再度依頼者様に外れた際の状況ヒアリングすると、外れた部品が斜めに外れてという、超重要情報が得られました。
そうです、外れたのであれば、その逆のようにはめ込みもできるハズです。
やってみよう!
どれどれ(._.)

スライドする突起に合わせて斜めに入れます。

斜めに入りはしますが、元のようにハマる気がしません。
ですが、この方法以外にはめ込み方法はないので、試行錯誤します。
素材は弾性の樹脂製なのである程度までの曲りは許容できます。
先曲りのピンセットで腕の中に収納した部品を起こします。

(´・∀・)_∠※
やったぜ。
無事ハマりましたが、問題があります。
手首がハマりません。
というか、ツメがユルユルでスライドすると抜けます。
なーるほどー。
このツメのゆるみで、出し入れを繰り返し固定部品が斜めに外れてのですね。

このツメの突起が削れてがっちりとはまらなくなっています。
このツメの突起はもうどうしようもないので、再度はめ込む方法を考えます。

太目のゼムクリップを伸ばし肘の隙間から差し込み、内側から抑え手首をはめ込みます。
手のスライドを強引にするたびにすぽっと抜けるので、手の収納の際は、そっと静かにしなとまた、すぽっと抜けます。
依頼者様を相談したところ、飾っておくだけなので手首は頻繁に脱着しないそうです。
であれば、この方法で抑えながら手首をはめ込んでいただくようにお願いしました。

これにて修理完了です。

今回のコンバトラーVは、一番右のロボットですね。
手前や奥などシリーズが、たくさんありそうです。
コンバトラーvの手首取り付ける事が出来ました。
ありがとうございます。
宅配おもちゃ病院さんの様に自分でも発売元でもどうしようもない時に見ていただける場所があるのはとても助かります。
本当にありがとうございました。
~依頼者のご感想より~