海で発見!たまごっち 腐食電極研磨修理

最近、依頼が多くなりつつある、海で発見!たまごっちです。

筐体は赤のスケルトンバージョンです。

依頼者側で電池蓋のネジは外せたが、電極に腐食が広がっており、そこから先の作業ができないということで依頼がありました。

とてもきれいな状態です。

ボタン電池からの液漏れ腐食で電極も真っ黒です。

依頼者様で、黄色枠部のネジを外せる自信がないということでした。

渡りの電極の突起部分に液漏れの影響と思われます黒変した変色箇所があります。

導通不良を起こしておりますので、研磨して導通を回復させます。

表面がニッケルメッキされており、研磨といえど、やすりでゴシゴシするとメッキが剥がれてしまうので磨きます。


因みに、ご経験のないドクターは、ルーターややすりでガシガシを削っちゃって母材を露出させてしまいます。

さらに、何の処理もないままそのままにすると、またすぐ錆びちゃいます。

当医院では、できる限り研磨で表面を磨くだけにとどめます。

ですが、やはり腐食が母材まで浸食してしまっている場合、やむなく削りますが、当医院ではニッケルで再メッキ処理をします。


ルーターのブラシで荒磨きしてピカールで仕上げます。

磨くだけでここまでピカピカになります。

抵抗値も測定しておきます。

いい感じですね。

動作確認

動作も問題ありません。

ご希望のワッシャー付きネジを装着して修理完了です。